増枠申請をすると信用情報に傷がつくのか?記載までの道筋から検証します。

 

クレジットカードには、用途に応じたいくつかの「枠」が設定されています。
枠と言うくらいですからそこには限度額があるわけですが、じつはこれは増枠の申請を行うことで拡大することができます。
ただ増枠申請については、申請を行うと信用情報に載ってしまうということが囁かれています。
ここでは、この情報の真偽について明らかにしていきたいと思います。

 

増枠申請の情報は信用情報に載るのか?

クレジットカードの増枠申請

クレジットカードの増枠申請には大きく分けて2つの段階があります。
1つ目は、クレジットカード会社にショッピング枠やキャッシング枠などの増枠の申請(依頼)を行うという段階です。
増枠の申請は電話で行うこともできますし、ネットを使って会員専用ページで行うこともできます。
問題はこの申請の段階で信用情報に記載されるのかどうかというところですが、答えはNOです。
続いて、2つ目は増枠の申請を受けて審査するという段階です。
増枠申請の審査は、利用状況や返済状況の確認が主になります。
この審査は、クレジットカードをある程度頻繁に利用し、尚且つ返済が滞っていなければ、ほぼ間違いなく通過できます。
そしてこの審査と信用情報の関係ですが、まず審査が行われたという情報は信用情報に記載されません。
さらに、仮に審査を通過したとしても、あるいはその逆に審査に落ちたとしても、信用情報にその情報が記載されるということはありません。
従って、増枠申請の審査は信用情報とは全く無関係ということになります。
もっとも、審査の材料として信用情報が使われるということはあります。
最後に以上の内容を踏まえて結論を述べると、増枠申請はその過程においても結果においても、信用情報に情報が記載されることはないということになります。

 

途上与信から間接的に伝わる

クレジットカード利用状況のチェックをする途上与信

クレジットカードというのは、一度審査に通ればそれで終わりというものではありません。
審査を通過してカードが発行されてからも、その後の利用状況がチェックされているのです。
このカード会社による審査通過後の利用状況のチェックを途上与信と呼びます。
現在、クレジットカードを新たに発行する際の審査は徐々に自動化されていますが、この途上与信もかなりの部分が自動化されています。
途上与信のペースはカード会社によってかなりバラつきがありますが、多いところでは3か月に1回程行っています。
さてそこで気になるのが、途上与信でどのような項目がチェックされるのかということです。
割合として最も多いのは、過去数か月の利用履歴です。
中でも特に重視されるのは延滞があるかどうかで、延滞がある場合には大幅に評価が下がってしまいます。
そしてここからが重要なのですが、この途上与信では増枠申請が行われているかどうかもチェックの対象となります。
過去1年の間に増枠申請を行っている場合には、カード会社から返済に困っていると判断されてマイナスの評価をされてしまいます。
特に危険なのがカードを作ってからすぐの増枠申請で、この場合大幅なマイナス評価となってしまいます。
そしてさらに重要なことは、この途上与信の結果が信用情報に記載されるということです。
増枠申請の情報がそのまま信用情報に記載されるわけではありませんが、「途上与信の結果」として信用情報に記載されるのです。
従って、増枠申請の情報は間接的に信用情報に記載されるということになります。

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