クレカでも割賦払いは可能です。割賦利用可能枠について解説します。

 

店頭や通販などで買い物をする際に、割賦払いを利用される方は多いと思います。
割賦払いは一括払いと同様にとても一般的な決済方法なのですが、これがクレジットカード決済においても可能だということはあまり知られていません。
実は、クレジットカードには割賦利用可能枠というものが存在しているのです。
ここではこの割賦利用可能枠について、通常の枠との違いも含めて紹介していきたいと思います。

 

割賦利用可能枠とは?

割賦利用可能枠とは何かを勉強する人

クレジットカードにショッピング枠とキャッシング枠があるということは、クレジットカードをお持ちの方であれば誰もが知っています。
しかし、割賦利用可能枠というものがあるということは、決して誰もが知っているわけではありません。
さてそこで問題になるのが、割賦利用可能枠とは一体何なのかということです。
この枠は、簡単に言えばクレジットカードの中で割賦払いに利用することのできる金額の範囲です。
クレジットカードにおける割賦払いとは具体的には、リボ払い、分割払い、据置払い、ボーナス一括払い、ボーナス二回払いなどのことです。
要するに、一括払いを除く割賦払いの全てがこの枠内で行われるということになります。

 

通常の枠との違い

クレジットカードの利用明細書にはショッピング枠とキャッシング枠の項目とは別に、割賦利用可能枠について記載されています。
つまり、同じクレジットカードの中でも、割賦利用可能枠は他の枠とは明確に区分されているわけです。
では、割賦利用可能枠と通常の枠とでは一体どのような違いがあるのでしょうか?
最大の違いは、割賦利用可能枠が割賦販売法に基づいているということです。
この法律では割賦販売についての様々な事項を定めており、クレジットカードの割賦利用可能枠もこれに則って設定されることとなっています。
ちなみに割賦販売とは、売買代金を分割して毎年あるいは毎月など定期的に支払うことを約束した売買のことを言います。
ですので、割賦利用可能枠の通常の枠の違いは、一括払いであるかどうかだと言うこともできます。

 

割賦利用可能枠の計算方法

クレジットカードの割賦利用可能枠の計算

割賦利用可能枠は、カードの利用者が自ら計算することができます。
しかも、その計算方法は非常に簡単です。
まず初めに、「支払可能見込額」を算出します。
支払可能見込額は、年収から生活を維持するために必要な支出や債務などを除いた金額となります。
その際、生活維持費には法律で定められた基準を適用して計算します。
そして、この支払可能見込額に経済産業大臣が定める割合(90%)を乗じて、割賦利用可能枠を算出します。
ただ、ここで一つ注意しなければならないのは、支払可能見込額に90%を乗じた数字がそのまま割賦利用可能枠になるわけではないということです。
実際には、その間にクレジットカード会社による審査が入り、そこでの判断が加味された上で割賦利用可能枠が設定されるのです。
しかしいずれにしても、割賦利用可能枠の金額が支払可能見込額の金額を超えることはありませんし、まして年収を超えるというようなことは間違いなく起こりません。